低血糖の症状、対策、検査法など。第2回。

 

どうもこんにちは。作者のdaidaisuke-maruです。

 

何度も書いて、恐縮なのですが自分は潰瘍性大腸炎という病気を持っていて、それに加え低血糖も持っています今年で8年目(2018年)になります。

この記事内では

低血糖の症状、対策、検査法などについて

書かせていただいております。

 

この記事を書いた理由は、私と同じ状況で悩んでいる方にとって、私の経験が少しでも有益なものになれば私の経験が無駄にならず、人の役に立てると思ったからです。また私自身も、低血糖症や潰瘍性大腸炎についてもっと知っていかなくてはという思いを形にしています。

 

  • 低血糖に関すること
  • 体調のこと
  • 食べるもののこと

 

私は仕事のストレス等の原因により、潰瘍性大腸炎と低血糖の状況が続き、33歳の時に勤めている会社を退職しました。現在は体調の様子を見ながら勉強をしたり、仕事をしたりと比較的制限なく生活ができています。

潰瘍性大腸炎と低血糖という、少々厄介な状況ではありますが、なんとか普通の生活が送れるようになっています。

 

低血糖とは

 

一般的に糖尿病を薬で治療されている方に多い症状で、血糖値が50~70以下になる状態のこと。

50以下になると、昏睡や意識のない状態に陥るため、命の危険にさらされることも。

最近では血糖値スパイクという言葉も盛んに聞かれますが、こちらは血糖値の急激な上昇と下降が起こり、身体に大変な負担がかかり、脳や内臓に深刻なダメージを与えるともいわれています。

 

低血糖の症状

 

低血糖症を発症すると体には様々な反応が現れます。症状の状態も交感神経の症状、副交感神経の症状に分かれます。

 

血糖値が70以下

 

  • 汗をかく
  • 不安な気持ち
  • 脈が早くなる
  • 手や指が震える
  • 顔色が青白くなる
  • 異常な空腹感(私の体験談では、30分前後で治る)

血糖値が50程度

 

  • 頭痛
  • 目のかすみ
  • 集中力の低下
  • 生あくび

 

血糖値が50以下

 

  • 異常な行動
  • 痙攣
  • 昏睡状態

 

低血糖を誘発する原因(可能性が高いもの)

 

  • 糖質や炭水化物の過度な摂取、不足
  • 過度な運動を長時間継続したため
  • 入浴後
  • 飲酒後
  • 空腹での運動
  • インスリンや薬の量の過多
  • 膵臓の異常
  • 長く下痢をしたとき(潰瘍性大腸炎の経験から)

 

低血糖のタイプ

 

低血糖にも以下の3つのタイプがあるそうです。私の場合は1,2が混ざったような感じです。

 

1、反応性低血糖

 

食後急激に血糖値が上昇し、ピークを過ぎると下降します。急激に下降するため血糖値の最高値と最低値が基準値より、大きく上回るもしくは下回ってる状態。

血糖値が大きく下がる状態になると、精神症状として不安や恐怖心、イライラが起こります。身体的な症状は動悸、手足のしびれ、頭痛など。集中力の低下や無気力状態に陥る、強い眠気なども誘発されます。

血糖値スパイクと称される現象もこのタイプに当てはまります。

 

2、無反応性低血糖

 

無反応性低血糖とは、低血糖が起きていることに気づかない状態です。

食事などで本来かかるはずの血糖値が、食事をしても血糖値が上がらない状態です。低血糖に気付かずに50以下などの昏睡状態に陥ってしまう可能性もあります。

 

低血糖を何度も繰り返すと、状態を知らせるセンサーの反応が弱くなるのです。自律神経からの反応がなくなるため低血糖の状態を認知するのに時間がかかります。

無反応性低血糖は事故の原因にもなるため、運転免許の交付については拒否、取消、保留などの対応がされているそうです。

 

若い世代に多く、脳や筋肉などエネルギーを必要とする体の部分に十分なブドウ糖の供給ができません。

そのため、怠けていると周りからは判断されるようですがが、これが原因ということもあります。

3、乱高下型低血糖症

 

血糖値の急上昇や急下降を繰り返す、血液中の血糖値が極めて不安定な状態です。血糖値に合わせて感情の起伏が激しく、笑っていると思ったら泣いていたりというように感情が乱高下します。

 

うつ病などと診断された場合、低血糖である可能性が高い

 

低血糖の症状は「うつ」の症状と似通ってしまうケースが多いため、うつと判断されるケースが非常に多いそうです。それによって精神病と診断を受けて、抗精神薬などを処方されて飲み続けるケースが多いというのが現状です。

以下は私の診療医から頂いた本に記載されていた内容なのですが、医師から低血糖に関する食事の指導を受けた際に「こちらも併せて、参考にお読みください」と頂いた本からの引用です。

新型うつと食生活に関係があるという、当時の私にとって目からウロコが何枚も落ちる様な、内容が書かれていました。

 

新型うつと食生活の意外な関係

最近、これまでのうつ病の治療法では治らない”新型のうつ病”が20から30代の若い世代に増えています。

医学的な病名では「非定型うつ病」といい、いわゆる落ち込みが強く何もやる気が起きなくなる「定型うつ病」とは別の病気です。

常に気持ちが沈んだ状態が続くうつ病とは違い、非定型うつ病は本人が苦手な相手や環境にいると鬱のような状態になり、身体的疲労感や不調感を訴えることが多くなります。ところがその環境から離れたり、楽しいことがあったりすれば元気になるので、うつ病と言うよりは適応障害に近いと考えられています。

またうつ病では食欲低下が多く見られますが、非定型うつ病は過食傾向が高く、特に甘いものや炭水化物に頼った食生活になりやすいことはわかっています。

これらの通常のうつ病との違いから考えると、非定型うつ病の原因には栄養のアンバランスがあるのではないでしょうか。

うつ病はストレスによって神経伝達物質が消費し、脳の機能が低下する、脳のエネルギー不足が原因です。しかし非定型うつ病の場合、ストレスの影響により、単純にエネルギー産生回路がうまく作動していないことによるエネルギー不足が原因ではないかと私は推測しています。

要するに、必要な栄養をきちんと摂っていないで、いらないものばかりを過剰にとりすぎ、脳の代謝を乱しているのです。

やはり脳のバッテリー切れを起こさないためには、脳に必要な栄養を取ってエネルギーを常に満タンにしておくことが新型うつ病にならないコツと考えます。

引用 「心療内科に行く前に食事を変えなさい」P46~P47 著者 姫野 友美

 

低血糖の検査

低血糖の検査には、保険の適用範囲外の検査を含め、以下の4種類があるそうです。

 

随時血糖検査
●通常時の血糖値を測るもの。通常行われる血糖値測定。
早朝空腹時血糖検査

●早朝の血糖値を測るもの。朝食を抜いた状態での血糖値測定。

 

75G糖負荷検査

●10時間以上絶食し、空腹の状態のまま採血して血糖値を測る。その後ブドウ糖75gを水に溶かしたものを摂取。30分、 1時間、2時間と血糖値を測るという検査。2時間糖負荷検査。

2時間糖負荷検査は保険の適用範囲内です。

 

保険の適用範囲外の検査

保険の適用範囲外の検査については、ブドウ糖を摂取してから5時間かけて血糖値を測るという「5時間糖負荷検査」というものが存在しますが、これは保険の適用範囲外です

私の体験記を他の記事で書いておりますので、気になる方は参考までにご覧下さい。

 

5時間糖負荷検査」の関連記事
低血糖の検査、内容、費用について。

 

低血糖の対処法

 

1、ブドウ糖またはブドウ糖を含む飲料をとる

 

自ら意識があって摂取できる場合、ブドウ糖を10グラム程度を取るように心がける。もしくはブドウ糖の入っているジュースを200ml程度飲む。変化が起きない場合は、再度摂取もしくは医者に相談する。

私も普段から、甘いものやブドウ糖を携帯するようにしてました。

 

2、アルファグルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、ブドウ糖を常に携帯することが必要。

 

自分で対応できない場合は、家族や身近な人に対応してもらう。飲み込むことが難しければ、ブドウ糖や砂糖も口内に入れてもらう。他すぐに医者に連絡する。

なるほど!
アルファグルコシダーゼ阻害薬とは、体内に摂取された炭水化物を二糖類から、単糖類に分解するのを阻害する薬のこと。疎外させることによって頭の分解吸収を遅らせる働きがある。

 

3、グルカゴン注射が手元にある場合、家族に注射をしてもらうまたは身近な人に頼む。

重篤な低血糖の方が発作を起こした場面を見たことがありますが、私もまさかそれが低血糖の発作とは分からず。すぐに救急車で運ばれて行きましたが、一歩間違えば命取りになっていたという場面に出くわしたことがあります。

自分のためにも周囲の人のために、常日頃から伝えておくことが大切だと感じました。呼びかけをしておくことは大切ですね。

なるほど!
グルカゴンとはインスリン分泌を刺激するため、インスリン分泌刺激試験に用いられる。また、糖尿病患者の低血糖に対する治療薬としても用いられる。

 

低血糖の対応策と食べ物(血糖値の急上昇を防ぐ)

 

血糖値を上げない対応策として、食べる順番を変える

食べる順番は1、野菜などの繊維質 2、タンパク質 3、糖質を心がけることが大切です。中でもタンパク質を多く取るということが大切なのだそうです。

現在の日本人は糖質が多く、タンパク質が不足しているため、野菜やタンパク質の量を増やした方が良いと言われています。タンパク質も動物性ばかりでは、動物性脂肪などで肝臓や腎臓に負担がかかるため、植物性とともにバランスよく取るのがポイントなのだそうです。(豆腐、豆類など)

 

男性の場合は昼食がネックですが、選ぶポイントは丼ものではなく、定食ものでバランスの良い食事を。そしてご飯は少なめにと注文しましょう。

女性の場合は間食は、チーズやナッツおすすめです。タンパク質が多くミネラルが豊富なため、低血糖予防が美容効果につながるかもしれません。

 

過度な脂肪の摂取や糖質の多い食事は控える

私の場合、医師から「膵臓が疲弊して働きがにぶくなっていることも考えられる」ともいわれました。膵臓が疲れインスリンなどの分泌が正常に出来ないとすると、膵臓を休ませ保護する食事が必要ですね。

 

食後に足を使って歩くことが大切

この食後のウォーキングですが、血糖値を下げる効果があるそうです。

私の体験では、食後すぐに動くと膵臓に負担がかかり、体調を崩してしまったことがあります。出来れば30分ほどを目安に少し休んでからが効果的です。自分の体調を考えて、できそうなら是非行ってみてください。

 

まとめ

 

・血糖値の異常は、気付きにくいため症状によっては専門医に相談する

・血糖値の異常が分かったら、食生活などを改めてみる

・場合によっては、食生活や生活リズムを整えることで変化も

・栄養不良によって、低血糖が引き起こされる可能性もある

 

血糖に関する症状、検査法、対策などをまとめてみました。

私の体験では、膵臓に負担をかけるような食事を避ける、規則正しい生活を送ることで徐々に体調が落ち着いてくるのは実感しています。また食べること以外でストレスの対処の仕方を考えておくと、バランスがうまくとれるかと思います。

たまには羽目をはずしてやるのも大切ですね。

こんなことを書いている私のストレス対処法は、カメラを片手に遠出をする。寝ることと軽く身体を動かしてやる(フットサルとかスノーボード、散歩、軽いランニングなど)です。寝るのも、早い時間に寝てゆっくり起きると睡眠の質が深く感じられ、気持ちがよいです。

 

今回の記事はここまでとさせて頂きます。

貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

乱文失礼致しました。

 

参考 国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター

血糖値
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