塩の製法とにがりについて。塩はどのように作られているの?

塩の製法とにがりについて 。塩ってどのように作られているの?

 

製法について、様々な製法がありますが記載させて頂きたいと思います。

 

塩選びの際に少しでも参考になればと思い、記載させていただきます。

 

代表的な塩の製法をご覧ください

①イオン膜 立釡方

 

イオン膜を利用して海水を濃縮し、加熱蒸発、結晶化させる方法。

 

日本では、海水濃縮装置として使用されており、

多くのメーカーがこの方式で大量生産している。

 

海水を濃縮させるため、ミネラルバランスが壊される恐れが高い

要は海水を濃くする技術によって作られるということ。

 

②天日、平釡法

 

自然の力(塩田、太陽の熱、風力)などで海水を濃縮。その後、平釡で加熱蒸発させる方法。

 

日本の伝統的な製塩法だそうです。

 

③平釡法

 

平釜で加熱して海水を濃縮させ、結晶化させる方法。

 

全国のメーカーで、多くが採用されている。

燃料を大量に消費するのが難点。

 

④逆浸透膜平釜法

 

逆浸透膜と呼ばれる、ろ過膜を用いる。

この膜は、水は通すが水以外の不純物(ミネラルなど)は透過しない。

この膜と圧力で海水を濃縮。その後、平釡で結晶させる。

 

こちらも多くのメーカーが採用。

こちらもイオン膜同様に海水を濃くするんですね。

また燃料を大量に消費するらしい。

南国を思わせる母なる海の景色

海の景色。

 

塩の製法の①イオン交換膜法、④逆浸透膜法とは?

 

①イオン交換膜法

元々は、塩を大量生産する目的で導入された、イオン交換膜法。

 

代表的な海水の成分というと

塩素、ナトリウム、マグネシウム、硫黄、カルシウム、カリウム、臭素、炭素、窒素、ストロンチウム、ホウ素、ケイ素。。。

なんと100種類以上もあると言われています。

 

これを単純に、マイナスイオンとプラスイオンに分けるのですから、

元の海水のミネラルバランスとは大きく異なってくるのは、わかりますよね。

でミネラルバランスってどうなってるの?って思いませんか。

 

海水を電気分解して、プラスイオンとマイナスイオンに分ける。

ミネラルバランスが崩れる恐れがあるのはもちろんのこと、

ヘタをすればミネラル分が偏っているか、ほとんど無い塩になりかねない。

ここに高血圧になるカラクリが隠れているそうです。

 

 

ちなみに話がそれますが、海という漢字に着目してみましょう。

” 海 ”

左側に水を表すさんずい。右側の上には人、その下には母という字が書かれます。

この漢字が表すように、海とは生物の母。

母なる海とはよく言ったものです。

 

 

証拠にほとんどの生き物は、生きるために塩を必要とします。

海に面していない国、地域の人たちは土の中から取り出した岩塩などで、塩を補っていると考えられているそうです。

 

こんな実験結果が存在します。

水道水で金魚を飼うと弱って早く死んでしまうため、弱った金魚を薄い塩水に入れてやると

元気になるということが一般的に知られています。

 

ここで塩水の塩の品質を、イオン膜法や逆浸透膜で作られた塩と、

伝統的に作られた塩では、生存期間に明白な差が確認されるそうです。

 

本当に不思議ですよね。単純にこれを人の体に当てはめて考えてみたくはないですが。

残念ながら私たちの周りに存在する、塩のほとんどが伝統的な製法の塩とはかけ離れています。

 

工業用の塩を大量生産することが出来るという、大きなメリットはあったのですが。

生命には大きな負担となってしまうかもしれません。

 

②逆浸透膜法

 

ちなみに逆浸透膜とはなんなんでしょう?

 

以下wikipediaからの引用になりますが。

逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)とは、ろ過膜の一種であり、水を通しイオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜のこと。孔の大きさは概ね2ナノメートル以下(ナノメートルは1ミリメートルの百万分の一)で限外ろ過膜よりも小さい。英語ではReverse Osmosis Membraneといい、その頭文字をとってRO膜とも呼ばれる。

「逆浸透膜」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2015年1月21日 (水) 16:24 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

 

この引用文の1行目目の後半部分の

”水を通しイオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜” に注目。

ってことは、ミネラル分はほとんど失われている?ということではないの?

 

塩を作るのは非常に簡単になったけど、それって本当に塩なの?ってなりません?

簡単に言えば、海水→ろ過→濃縮海水→塩。

 

これが加工用塩から一般家庭まで、流通しているとなると恐ろしい話ですね。

 

こんな実験をしたことはありますか。

夏場、アサリの砂出しの時。

一つは精製塩を入れた水。もう一つは自然海塩を入れた水。

 

10分から20分立った時の様子ですが、

精製塩と自然海塩ではあさり貝の呼吸の仕方や砂の出し方が大きく異なっているというものです。

 

金魚の実験同様に、生き物の生命力を大きく左右する塩の影響力には驚かされます。

 

良い塩が手に入らない時の対処法。

 

どうしても伝統的な製法で作られた塩が手に入らない場合は、こんな対処法もあるそうです。

 

一つ目は、にがりを添加してやるというものです。

豆腐を作る際のにがりや、調味料のにがり製品を利用するなどして、

にがり成分を補って栄養成分を補助してやる。

 

2つ目は、醤油や味噌は移し替えてにぼしや昆布を入れ保存する

1日から2日経つと成分が溶け出し、非常に味の良い醤油や味噌ができる。

精製塩の単体使用をできるだけ控え、ミネラルが豊富なものと一緒に摂取する。

 

私も実際にやったのですが、

味が格段に良くなるので是非ともやってみてください。

 

まとめ

 

ベストなのは伝統的な製法で作られた塩を使うこと。

・極端な製法で作られた塩はできる限り避ける。

(イオン交換膜で作られたもの、逆浸透膜で作られたもの)

・使わざるを得ない時は、栄養成分を補ってやる。

 

貴重なお時間をいただき、ここまで読んで下さり誠にありがとうございます。

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